メール配信ツールの無料プランを実測 — Benchmark Email はテスト送信まで、Brevo は登録で「住所必須」(個人が最初にぶつかる壁)
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Benchmark Email(ベンチマークイーメール)と Brevo(ブレボ)の 無料プランに、実際に登録して操作した記録です。実測日は 2026 年 9 月 16 日。登録は運営者が行い、Benchmark の管理画面の操作と記録は当サイトの実測手順で行いました。公式情報の比較は別記事にあります。
結論を先に
- メール配信ツールは、個人でも「住所を出す」ことが実質的に前提です。配信メールのフッターに送信者の住所を入れる法令対応(特定電子メール法、GDPR など)のため、Brevo は 登録の途中で組織の住所が必須、Benchmark は 登録は住所なしで通るが、本番送信の前に会社名と住所の入力を求められます。
- Benchmark は、住所を入れなくても「自分の確認済みアドレスへのテスト送信」まではできました。 管理画面は日本語で、登録からテスト送信まで迷う箇所はありませんでした。
- Brevo は住所入力の画面で運営者が中断しました(自宅住所を入れるかどうかは個人の判断になるため)。この記事では登録画面の記録までを載せています。
- どちらも カード登録は不要でした。
実測の条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実測日 | 2026-09-16 |
| プラン | Benchmark Email 無料/Brevo Free |
| 環境 | PC ブラウザ。登録は運営者、Benchmark の管理画面操作は当サイトの実測手順 |
| ゴール | 連絡先 1 件の登録とテストメール 1 通の送信(自分宛) |
| 用意したもの | メールアドレスのみ |
Benchmark Email: 手順と所要時間
| # | 手順 | 所要 | メモ(つまずき・注意) |
|---|---|---|---|
| 1 | アカウント登録(メール認証) | 数分 | 住所・カードの入力なし。登録したメールアドレスが自動で「連絡先」として作成される |
| 2 | ダッシュボード | — | 日本語 UI。「最初のキャンペーンを公開しましょう 0/3」(メールをデザイン/連絡先を取り込む/ツールを接続)。左メニューに「有料プランへアップグレード」、右下にチャットサポート |
| 3 | メール作成の入口 | 1 分 | デザインタイプ 4 択(テンプレート/レイアウト/カスタム HTML/過去のメール)。テンプレートは日本向けが多数(業種別、暑中見舞い、年賀状、母の日など) |
| 4 | エディター | 2 分 | ドラッグ&ドロップ。セクション/テキスト/見出し/画像/ボタン/区切り線/メニュー/HTML/ビデオ/ソーシャル/タイマー/テーブル |
| 5 | 「保存して設定へ」 | 1 分 | 件名・差出人・返信先・宛先の設定画面。赤枠で「フッター情報が不足しています」と表示され、会社名と住所の入力を促される |
| 6 | 「テストを送信」 | 1 分 | 送信先は アカウント内の確認済みアドレスのみ。住所未入力・件名未設定でも送信でき、「テストメールを送信しました」と表示。テストメール内のリンクは 24 時間で無効 |
| 7 | 「フッター情報を追加する」を開く | — | 会社概要ダイアログ: 会社名/住所/市/都道府県/郵便番号/国が必須(建物名は任意)。「すべてのメールのフッターに会社名と住所が自動的に含まれます」と明記。今回は入力せず閉じた |
管理画面の操作は、途中の確認や画面の描画待ちを含めて約 50 分かかりましたが、手順どおりに進めれば 10 分程度で到達できる内容です(推測。今回は記録を取りながら進めたため)。
Brevo: 登録画面の記録
| # | 画面 | メモ |
|---|---|---|
| 1 | 「Welcome! Nice to meet you」 | 英語。First name/Last name/Organization name/Website(必須)。Website を空にすると「Enter a valid website.」。「I don't have a website」にチェックすれば回避可 |
| 1' | 同画面の下部 | 宣伝メールの受信は オプトアウト方式(「I don't want to receive…」にチェックして拒否) |
| 2 | 「What is your organization address?」 | Address/Postal code/City/Country が必須。「Every email you send will include your organization address. It's an anti-spam rule that shows you're not a bot.」と説明。次のボタンは「Select your plan」 |
| — | 中断 | 運営者の判断で住所を入力せず終了。カード入力の画面には到達していない |
「住所必須」について
送信者の住所をメールに載せる要求は、Brevo や Benchmark が独自に決めたものではなく、迷惑メール対策の法令(日本の特定電子メール法、米国の CAN-SPAM、EU の GDPR など)に沿ったものです。事業所がある事業者には問題になりませんが、自宅で事業をしている個人にとっては「配信メールごとに自宅住所が入る」ことになります。
- Brevo は 登録の段階で住所を求めるため、試す前に判断が必要です。
- Benchmark は 本番送信の段階で求めるため、住所を入れずに管理画面やエディター、テスト送信までを試せます。
- バーチャルオフィス等の住所を使う方法もありますが、費用が発生するため本サイトの検証範囲外です。
公式情報との差分
| 項目 | 公式ページの記載(2026-09-15 確認) | 実測で分かったこと |
|---|---|---|
| Benchmark 無料の送信 | 月 2,500 通(ドメイン認証時) | 今回は上限に届かず。テスト送信は確認済みアドレス宛のみ |
| Benchmark 住所 | 記載なし | 本番送信前に会社名・住所の入力が必須 |
| Brevo 無料の登録 | カード不要 | Website と組織の住所が必須(カード画面には未到達) |
| Brevo ロゴ表示 | 無料はロゴあり | 未確認(送信まで到達せず) |
有料に上げるなら
料金の考え方は比較記事のとおりです。今回の実測で見えた「住所必須」は有料にしても変わりません。有料化の判断軸は、住所ではなく連絡先数・送信数・ロゴ表示です。
注記
- 本記事は運営者が無料プランで実際に操作した記録です。画面・文言・仕様は変更されることがあります。
- Brevo は登録途中で中断したため、管理画面や送信の実測は含みません。
- 料金・制限は各社料金ページが正です。
出典
- Benchmark Email 料金ページ(日本): https://www.benchmarkemail.com/jp/pricing/
- Brevo 料金ページ: https://www.brevo.com/pricing/
各ツールの公式サイト
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